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株式会社 堂 代表取締役 中堂園 拓也

TAISHOU BULLETIN NO.10

 

 

人生の王道(西郷南洲の教えに学ぶ)

 

鹿児島生まれの京セラ名誉会長・稲盛和夫氏の著書です。(日経BP社)今回はこの本の内容をまとめた「TOPPOINT」という雑誌から抜粋します。

上質な日本人であるために

かつて、とびきり美しく温かい心をもった、一人の上質な日本人がいた。それは西郷隆盛である。その西郷の思想を今に伝えるのが、彼の死後、庄内藩の有志の手によってまとめられた『南洲翁遺訓』だ。この遺訓は時代を超え、我々に人間としてのあるべき姿を、今も鮮やかに指示してくれる。

 

以下が、現代語に要約した内容です。

 

l  トップに立つ人間の私心が露わになった時、組織はダメになる。集団を統率していくリーダーは、「無私」の姿勢を貫き通さなければならない。

l  トップは、強いリーダーシップを持つと同時に、一方では謙虚さを兼ね備えていなければならない。そして局面に応じて、その両方を正しく使い分ける必要がある。

l  利を求める心は、事業や人間活動にとって必要だが、その欲が過ぎてはならない。利己が過剰だと、いつか破綻を迎えることになる。

l  人は成功して偉くなるにつれ、謙虚さを失いがちである。没落への引き金を引かない為には、常に自分に打ち克ち、自己を慎み戒めることが大切である。

l  策略で勝ち得た成功は、長続きしない。こちらが裏をかけば、そのまた裏をかかれるだけだ。そんな小賢しい策略を巡らせることよりも、ただ一生懸命に自分のなすべきことを貫くことが大事である。

l  リーダーの資質として、人格は、才覚にもまして重要な要素である。その人格を高めるには、素晴らしい哲学を繰り返し学び、常にその実践を図るよう努める必要がある。

l  正道を貫けば、必ず困難に遭遇する。だが、どんな難しい局面に立っても、そのことの成否にこだわるべきでない。事がどうなろうとも、それを楽しむくらいの境地にならなければ、正道を貫き通すことは出来ない。

 

(株)堂の企業理念「知行合一」も西郷南洲翁の勉強した「陽明学」からの引用です。以下はそれに通じる内容です。

 

人格とは生まれながらに持っている性格と、人生を歩む過程で学び身につけた哲学から成り立つものである。

誰しも生まれながらに持った性格は完全なものではない。だからこそ、素晴らしい哲学を身に着け、人格を高めようと努力する必要がある。素晴らしい哲学とは、歴史という風雪に耐え、人類が長く継承していたもので、人間のあるべき姿、持つべき考え方を明らかにし、我々によき感化を与えてくれる聖賢の教えのことである。

 ただし、留意すべきは、知っていることと実践できることは違うということだ。素晴らしい哲学を繰り返し学び、それを理解するだけでなく、常にその実践を図る必要がある。そうすることによって、自分がもともと持っていた性格の歪みや欠点を初めて修正することが出来、新しい人格、いうなれば「第二の人格」を作り上げることができる。

 

どうですか、皆さん!大将も反省すべき点が多々あり、もっともっと人格を磨くことにより、上質な人間になれるよう努力しようと思いました。

 

「明日死んでも悔いぬよう今日を全うし、永遠に生きるがごとく勉強し続ける」が、大将のモットーです。

どうぞ、皆様もそれぞれの人生が有意義なものとなるように「人格」を磨き「上質な人間」を目指しましょう。